フライパンのガラス製蓋が知らぬ間に割れる現象の正体

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皆さん、こんにちは。ご家庭でお料理している最中に鍋、フライパンのガラス蓋が割れてしまったという経験はございませんか?
調理中に割れてしまった。洗った後に水切りして、布巾で拭こうとしたら割れていた、なんてことはどのご家庭でもご経験があるかと思います。

こういった「フライパンのガラス製蓋が知らぬ間に割れる現象」の正体、実は熱による現象というのは皆様意外とご存知なかったりするのです。

フライパンでお料理している時、鍋で料理している時、実は鉄部分の熱は軽く200℃は超えている状況になっています。これは、直に火に当たっている事から鉄部分に熱が伝播して、全体を熱くさせています。そして、多くのガラス蓋なのですが、これが耐えられる温度は古いフライパンの温度で70℃と表記されている商品が多く見られます。
(参考:子供にガラスに絵の具で落書きをされてしまった苦い経験

調理中は蓋をして、中身を蒸す作業をしたり様々な作業をすると思いますが、こうする事によって耐熱性の低いガラス蓋は、粉々に割れてしまったりする現象を引き起こしてしまいます。
もし、その場で割れていなくても水を掛けて急速に冷やしてしまうと「割り切り」という現象を起こしてしまい割れてしまったりするのです。

蓋をした空間は、フライパン部分の熱が蓋によって非常に熱くなってしまっているので、もしすぐに洗ってしまいたくなっても時間を置いてから洗う作業に取り掛かっていただけたらと思います。
最近では耐熱性に優れたガラス蓋が沢山売られていますので、手痛い出費にはなりますが、お買い替えしていただき安全な物に交換される事を強くオススメいたします。