窓ガラスの修理を依頼したのに一週間も業者が来ない

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わたしの住むアパートの部屋の窓ガラスが割れたのは先週の土曜日。今日でちょうど一週間経ちます。
日本の南から台風の猛威が襲い掛かってきたこの夏、わたしの住む町でも記録的な暴風雨が吹き荒れました。仕事から帰って来てみていたテレビでは、びしょ濡れになったリポーターが飛ばされそうになりながら主要な駅の前で被害の深刻さを伝えていましたが、間もなくその台風が、自分のところへやってくるなどとは、そのときは実感がなかったのです。
夕飯を食べ終わって片付けをしているころ、外で風の影響と思われる騒音が聞こえるようになりました。いつもなら聞こえているはずの、近所の犬の吠える声も、その日の夜はさすがになかったように思います。
ひと段落して、お風呂に入っているときでした。突然、何かが割れる大きな音が聞こえたのです。直感的に、部屋のベランダに面した窓ガラスが割れたのだと思いました。しばらくはお風呂場でジッとしていたのは、万が一泥棒などの不法侵入だった場合に備え、そのの様子を伺っていたからです。
(参考:スマートフォンのガラスはなぜあれほど壊れやすいのか

しかしどうやら誰も押し入ってきたわけではなさそうだとわかり、わたしはそうっとお風呂場を出ることにしました。そしてそこで、自分の部屋の惨状を目の当たりにすることになるのです。
まずは室内が、バケツで水を撒かれたような状況であることに驚きました。窓が閉まっていたときは、それほどとは思わなかった降雨量が、部屋の中に吹き込むことで実感できたのです。そして割れた窓ガラスの破片が散乱して非常に危険な状態であることもわかりました。
トイレのスリッパをはいて足元の防御を固め、わたしは部屋の中を見て回りましたが、正直どうすることも出来ませんでした。一夜明け、大家さんに連絡して修理をお願いしましたが、被害にあったのはわたしだけではなかったらしく、一週間経っても業者がきません。窓ガラスは頑丈なものにしたほうが良いと、つくづく実感させられました。