ベランダの窓に磨りガラスをつけたらカーテンは不要?

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両親が離婚することになった。原因は父と母両方の浮気によるものだ。それぞれに愛人がいたのだけど、弟が就職するのを待ってそれぞれが愛人関係を同時に解消し、正式に一緒になることを決めたそうだ。といってももちろん母は半年間他の人と結婚できないし、私たちもいきなり野放しにされるのは困るので、4月の離婚から半年ほど猶予をもらった。その間に独り立ちする体勢を整えろ、ということらしい。
私は小さい頃から冷え切った両親の関係を見てきたし、今更別れたところでどうとも思わないけれど、やっぱりいきなり一人暮らしをするとなると精神的にも経済的にも不安なのでぎりぎりまで母と一緒に実家で暮らすことにした。そして10月も終わりに近づいた頃、ようやく安いアパートを見つけ、そこに引っ越すことになったのである。大丈夫?と心配する母の、どこか安堵した表情を見ながら、あぁ、もうこの人と会うことはないかもしれないな―と思った。

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新居と言っても安いアパートなので、お風呂はシャワーのみだし、雨戸の開閉はものすごい音を伴う。それにベランダの窓は今どきあまり見ない磨りガラスだ。だけどこの磨りガラスのおかげで外から見えないので、もしかしてカーテンは不要なのでは?と思った。雨戸を閉めれば遮光できるし。
そういうわけで、結局カーテンを買わずに済んでしまった。フリーターでギリギリの生活をしているので、カーテンを買わなくて済むというのはありがたい。夏になって網戸にしたくなったら…その時またそれは考えればいいやと思っている。
そんなこんなで、私の初めての一人暮らし生活、順調な滑り出しを見せたのである。